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金箔

今日は金箔を和紙に貼る作業をしています


楚里の使っている金箔は金沢から取り寄せています

昔は京都、金沢と有名でしたが

今は金沢が主流です
銀箔なども違う工場ですが金沢から取り寄せています

いつも小さな箱にはいってゆうパックで送られてきます

ぱっと見、地味な箱にはいってますが、中身は金箔が数百枚はいっています(伝票剥がしてしまいましたが光を通さない紙に包まれています、中が黒いです)
 
今回の新型コロナ、一見日本画に関係ないように見えますが実は金箔の材料は金なので金箔も高騰しています


しかし、作品を作る上でもちろん必要なので新たに発注しました(金箔屋さんにも、微力ながらこんな事態だからこそ作り続けてほしいですし)

金箔は上下に紙がはいっていて、傷がつかないようになっています

一枚めくると
綺麗です

縁付き、1号箔という上等なものをつかっています
色が違います(楚里のこだわりですが画材屋では3号箔、切り回しという純度が低いものが主流)

和紙に隙間なく貼っていきます
そして薄い和紙をさらに貼り作品を描いていきます

箔のお話でした